今回ご紹介するのは、某施設の空調設備点検中に発見された室外機コンプレッサー端子盤の腐食事例です。
冷房の効きが悪いとの報告を受け、現地確認を行ったところ、端子盤の配線被覆が破れ、内部の銅線が露出・変色している状態でした。

📸 写真上↑ コンプレッサー上部の端子に接続された配線が青緑色に変色しており、腐植による導通不良が懸念される状態でした。
今回のような腐食は、設置環境や経年劣化によって徐々に進行するため、定期点検時の目視確認が非常に重要です。
端子盤の腐食は、冷房不良やコンプレッサー故障の原因となるだけでなく、火災や感電のリスクも伴います。 今回の事例を通じて、予防保全の重要性と、現場での細かな異変に気づくことの重要性を再認識しました。